テントの種類と選び方

1.ドーム型テント

アルミポール2本〜4本で設営するものが多く、軽量で設営も簡単に行える手軽さと、コンパクトに収納できるのが特徴です。 形状が半球形のため風に強く、強度が高いのもドーム型テントの優れた点です。 インナー(内側)とフライシート(外側)の二重構造になっており、そのすき間に出来る空気の層により断熱効果や結露を防いでくれます。

クロスフレーム

2本のポールを交差させるだけのシンプルな形状。 設営が非常に簡単かつ、軽量で、ファミリーキャンパーの多くが使用しています。

ジオデシック

主に4本のポールを使うため、張力を均等に保ち強度に優れている。 強風時は、クロスフレームより格段と安定する。

2.ロッジ型テント

小屋の形をした「ロッジ型テント」。パイプでテントの骨組みを作り、その骨組みにインナーテントを吊るし、上からアウターテントをかぶせて設営します。

1つのテントに、寝室、リビング、テラスを持っており、居住性に優れたテントです。 フライシートがタープのように広げられることから、別でタープを購入する必要はありません。 ドーム型テントの様に室内が球状ではないため、広々とした空間で過ごす事が出来ます。しかしロッジ型のテントは構造がやや複雑で、テントを張るのに馴れと設営時間が必要。 長期滞在型のキャンプや、大人数のキャンプに向いているテントです。

3.ロッジドーム型テント

ドーム型テントの設営の容易さとロッジ型テントの居住性の良さの利点を併せ持つテントです。 基本はドーム型でありながら、リビングスペースをもった大型のドームテントです。

4.Aフレーム型テント

出入り口のフレームがA型になっているためAフレーム型テントと呼ばれています。 フレームをスリーブに通す必要が無く、フレームにテント本体を吊り下げで設営するだけなので、設営がとても簡単なのが特徴です。